【調査年と構成員】
・2015年 丸山先生、齋藤拓也君、佐藤友彦君、藤崎渉君、沢田輝君、上田修裕君
【現地でお世話になった研究者】
ムガンダニ研究員、ブライアン研究員、トゥー研究員(ジンバブエ地質調査所)
太古代中期の地質体からアフリカ最古のジルコンと呼ばれる鉱物を発見すべく、Chinhoyi, Shurugwi, Beitbridge周辺で岩石を採取しました。現地の地質調査所の研究員と議論をしながら毎日の調査日程を確認し(4-5枚目)、調査を行いました。新しい場所に行く度に現地(地主など)の許可が必要で、岩石採取までの手続きが他国に比べて煩雑な気がしました。
主要通貨は米ドルになっていました(自国通貨の生産は中止)。
食事は西洋化されており、ガボンに比べるといたって普通で、ハンバーガーやピザなどが普通に食べれます。ただし、ジンバブエの主食の「サッツァ」(白い粘性穀物)は味がほとんど無く、日本人にとっては苦痛です。
【ジンバブエの岩石を使って出した業績】
論文題名:Age constraints on the Palaeoproterozoic Lomagundi-Jatuli Event in Zimbabwe: zircon geochronology of the Magondi Supergroup.
著者名:Sawada, H., Mugandani, E. T., Sato, T., Sawaki, Y., Sakata, S., Isozaki, Y., Maruyama, S.
雑誌名・巻・頁・発行年:Terra Nova, in press.