【調査年と構成員】
・2007年 小宮先生
【現地でお世話になった方】
太田昌秀博士
スヴァールバルは北極圏にあり、日本からは4回飛行機を乗り継ぐと行けます。ロングイヤービーエン(Longyearbye; 長い間さようなら、という意味)からヘリコプターで無人島である北東島まで行き、テントを張ります。マーチソンフィヨルド内の移動はゴムボートです。霧が出てくると目的の島が見えなくなって大変でした。
無人島にテント生活です。クマが来たら分かるようにテントの周りには仕掛けがほどこしてあります。白夜のため一日中明るく、気温も6℃で一定です。8月ですが雪も降りました。氷に覆われている部分もあり、雪解け水を煮沸して飲み水にしていました。
【この地の地層に関する業績】
論文題名:The Marine Environments encompassing the Neoproterozoic glaciations: evidence from C, Sr and Fe isotope ratios in the Hecla Hoek Supergroup in Svalbard
著者名:Tahata, M., Sawaki, Y., Yoshiya, K., Nishizawa, M., Komiya, T., Hirata, T., Yoshida, N., Maruyama, S., Windley, B. F.
雑誌名・巻・頁・発行年:Precambrian Research, 263, 19-42, 2015